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板金設計のための精密板金豆知識 サラモミ加工について
今回はサラモミ加工についてです。
精密板金加工のネジ関係の加工では、
タップ、バーリング等ありますが、サラモミ加工も多くでてきます。
サラモミ加工とは
サラモミ加工は、皿ネジの頭が出ないようにするための加工です。
一般的に2種類の加工があるようですが、海内工業では、沈みのあるサラモミ加工を行っております。
一般的なサラモミ加工の寸法
下記は、海内工業でサラモミ加工の際に目安にしてしている寸法表です。
ネジのサイズがJIS規格で決まっていますので、サラ穴の大きさも自ずと決まってきます。
加工に関して・・・
加工に関してですが、加工したいサイズの皿穴の径と同じサイズのドリルを使用します。
寸法の確認は、現物のネジで確認が一般的かと思われます。
加工に関しての注意点
加工時の注意点ですが、サラ穴が深くなってしまうと相手部品とのガタが出てしまいます。
もし、こちらのようになってしまった場合の応急処置は、相手部品のネジ穴を面取りましょう。
多少の深すぎの加工であれば、こちらでガタつきがなく締結ができるようになると思います。
もう一つの注意点は、面取りが小さい場合は、
もちろん皿ネジの頭が飛び出してしまうことです。
こちらは、後加工で対策ができますね。
サラモミの不具合は、抜き取り検査をすると共に、
ボール盤のネジがゆるんでないか等の確認が必要ですね
基本的なところですが、とても大事です。
海内工業の日々の取り組みは
こちら
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板金豆知識まとめページ
ステンレスのバネ材について
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